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競争法を勉強中。

単位の登録をするか、聴講にとどめるか

ようやく科目登録の手続が完了したが、いろいろと考えてみた結果、自分のような怠惰な人間には、聴講という選択肢はあまり有用ではないなと思った。

というのも、現在、秋学期のとある科目のレポートを書いているところ(いつまでやっているんだという話)、厳しい引用基準をクリアするために、いろいろと文献をひっくり返しながらリサーチを続けているのであるが、その過程で当該科目の理解が格段に深まっていくのを感じているからである。

もちろん、素晴らしい授業はそれだけで科目の理解を深めるものであるし、教授の説明を聞いて目から鱗が落ちるという経験は記憶という観点からも貴重なものではあるが、結局、単位を取得するために(人によっては良い成績を取るために)、追い込まれながら短期集中で行う独学が、もっとも学力の向上に有用なのではないか、と思う。

学期初めには、多少のハイテンションも手伝って、単位の上限と相談しつつあれこれ手を出したくなりがちだが、科目登録をしない聴講科目については、学習効率や科目の理解度が著しく落ちることになるだろう、と想像し、結局、「ちょうど良い負担」を追求したスケジュールとなった。さあ、後は勉強するだけだ。