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競争法を勉強中。

2014-01-01から1年間の記事一覧

メモ

談合を行った企業に対する自治体の賠償金請求事件に関して、興味深い最高裁判決が出ている。 (判決) http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/705/084705_hanrei.pdf (報道) JV談合賠償、連帯責任認めず 川崎市の敗訴確定−北海道新聞[道外] JV…

総括&来学期に向けて

2年目の前期は、試験に悔いが残ることになってしまったこと以外は、総じて充実した日々を送ることができたと思う。 まず、反トラスト法については、経済学を下敷きとしたとてつもなく密度の濃い授業で、ついていくのが大変であったが、頭の中にきちんとした…

一段落

試験も終わり、冬休みに何をすべきか、春学期の履修計画に見直しの必要はないか、考える余裕ができる。素直に嬉しい。 しかし、まずは奥さんに恩返しのイベントを考えてあげなくては。

試験

全力を尽くしたが、納得いくできとはならなかった。悔しい。

宝物

今日で反トラスト法の授業が終わった。1回だけ風邪で休んでしまったが、ほぼ皆勤賞である。この授業で一生懸命取ったノートは、宝物になるだろうと思う。訳もわからずに取った単語が、勉強が進むにつれて徐々に意味を成してくるという経験が、毎日の勉強の…

メモ(シリーズ 難病と向き合う 第2回 難病でも働きたい)

NHK「ハートネットTV」 - シリーズ 難病と向き合う 第2回 難病でも働きたい ハートネットTV:シリーズ 難病と向き合う 第2回 難病でも働きたい - 2014年2月11日の放送詳細 - NHK福祉ポータル ハートネット

ボストン旅行

ボストンまで、2泊3日の日程で、妻と遊びに行ってきた。想像以上に厳しい寒さであったが、街並みは、アメリカとはとても思えないような洗練されたもので、実に良いところであった。食事も、アメリカにしては大変美味しく、海鮮料理(特にロブスター)は、…

独禁法の教科書

今更言うまでもないことではあるが、白石先生の教科書は、本当に素晴らしいと思う。特に、「独禁法講義」は、本質的、基礎的な事項をギリギリまで蒸留してコンパクトに記述しつつ、読者が分かりやすく読み進めることができるラインはしっかり守っているとい…

Tyingに関する疑問

いよいよ反トラスト法の授業も終盤である。正直試験を受けて納得のいく答案 が書けるレベルにまでは至っていないが、それでも教授が常に依拠する独特の経済学的な思考方法について、少しは慣れてきたような気がする。 さて、この前、授業の予習をしていたと…

ブラックジョーク

最近、教授陣が事例をおもしろおかしく説明しようとする際に、「銃で撃たれたら」というケースを多用することに気付いた。その教室のすぐ側で、けたたましいサイレンの音が鳴り響いたり、無線で活発にやり取りする警備員がいたりと、全然笑えないのであるが…

経済学関係の書籍

経済学関係の本を親に送ってもらうよう頼んでいたのだが、ようやく届いた。 具体的には、以下の4冊。留学を終えるまでに読み切れたらいいが、なかなか難しいだろう。 ミクロ経済学の基礎 作者: 矢野誠 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2001/04/05 メディ…

毎日がニュース

日本からこちらに来たばかりのころ、妻は、しばしば最近の出来事を日記風にまとめて、日本の家族にメールで連絡していたそうだが、最近はそんな作業ともすっかりご無沙汰らしい。 考えてみれば、アメリカのスーパーで買い物することですら、非常に新鮮な体験…

分岐する

高校時代の同級生とメールをしていたら、「そういえば◯◯が役者をやっているらしいんだよ」と、動画を送ってくれた。演劇部に所属していたことは知っていたが、まさか、その後も夢を追い続けて、ここまでやってきているとは、と驚嘆した。 動画の中で彼が語る…

ノートの取り方

科目にもよるが、最近になって、ようやくまともにノートが取れるようになってきたなと思う。その一番の要因は、「どんなに苦しくても、ノートを取っているときに、日本語を使わないようにしている」ということにある気がしている。 授業中に猛スピードで喋る…

ビールフェスティバル

今日は、地元のビールフェスティバルに、妻・友人と参加してきた。IDを忘れそうになるなど、トラブルもあったが、なんとか会場に無事に辿り着くと、ミニチュアサイズのプラスチック製のビアグラスを渡された。お土産か??と思っていたら、それで飲めという…

ブランダイス判事の言葉

「経済学を勉強していない法律家は、公共の敵となる傾向が強い」 ブランダイス裁判官は、アメリカの最高裁判事まで努めた人で、この言葉は、1916年の時点で記されたものらしい。今の自分がやっていることに、意味を与えてくれる気がして、非常に心強い。

ちょっと息切れ

授業も残すところあと3週間というところだが、ここに来て、若干息切れを起こしている。理由は明白で、もう少し手を抜いてもいいような複数の課題について、ほとんど徹夜で取組み、どうも体のだるさが抜けないという状態に陥ってしまっているところが大きい…

留学の副産物

留学というと、海外での生活や、他国からの留学生との交流といったことが、人生への新たな刺激としてフォーカスされがちだが、日本からの留学生との交流も見逃せない重要な効用だと思う。 ある程度の期間、所属組織、所属業界に身を置くと、やはり知らず知ら…

(続)LSEの通信教育

見つけてしまった、と思ったLSEの通信教育であったが、一点かなりの問題が。。。試験は、平日にしか行われず、時間の調整も不可能らしい。これまでに拝見したブログの情報によれば、朝の10時から、あるいはお昼の1時から、という時間設定になっているが、…

The London School of Economics and Political Science (LSE)の通信教育

遂に見つけた。私が求める内容のプログラム。しかも、超廉価。 LSEの通信課程で既に学位を取られた方のブログなども発見したが、楽な道のりではないことは間違いないと認識した。それでも、働きながら、自分の興味のある分野をしっかり学べて、経済学士の学…

躍動

今現在、反トラスト法の授業でMergerを勉強しているのだが、SSNIPに始まり、Critical Analysis Loss testや、Upward Pricing Pressureなどといった概念を勉強してみると、経済学がまさに躍動している様が見て取れて、面白い。 ミクロ経済学の基礎的な勉強は…

法の分析手法

気が早いが、来期の授業について、いろいろと考えを巡らせ始めている。法律事務所でインターンをすることになったので、その負担を考えて、できるだけ楽なスケジュールにしたいというのが本音である。 その中で、ちょっと興味が湧いたのが、「法の分析手法」…

八田ミクロⅠ

ようやく読み終えた。分からないなりに、まずは読み通すことを目標としたので、情報を整理しながら、もう一度読むことが必要と思う。 ミクロ経済学〈1〉市場の失敗と政府の失敗への対策 (プログレッシブ経済学シリーズ) 作者: 八田達夫 出版社/メーカー: 東…

経済学を学びたい

授業で、経済学のシャワーを浴びまくっているせいで、しかも、全然理解できていないくせに興味ばかりが先行しているせいで、経済学(特にミクロ)への興味がこれまでにないほど高まっている。 日本に帰ったら、社会人向けの経済学研究科にでも通おうかと思い…

メモ

ネットをだらだらと見ていたら、こんな記事を見つけたので、メモ。 宇沢弘文先生は、今でも、ぼくにとってのたった一人の「本物の経済学者」 - hiroyukikojimaの日記 宇沢弘文先生は、今でも、ぼくにとってのたった一人の「本物の経済学者」 - hiroyukikojim…

企業結合における市場画定(疑問)

今、反トラスト法では、企業結合(merger)について、集中的に学習している。多くの数式が飛び交う授業は、私みたいなノンネイティブだけでなく、ネイティブの学生をも相当の混乱に陥れているようである。 今日の授業では、市場画定が取り扱われたのだが、そ…

ノーベル経済学賞

例年は、ノーベル経済学賞の受賞者の業績など耳にしても、そこまでひっかかりはなかったが、今年のノーベル経済学賞受賞者の業績については、さすがに目が行く。とにかく自分の興味対象ど真ん中の内容なので。 Nobel Prize in Economic Science Awarded to J…

ともだち(2ラウンド目)

昨日は、タイから留学してきている友人二人とご飯を食べた。 一人は、昨年同じ大学院で過ごし、間もなく本国に帰国するという彼。もう一人は、今私が所属している大学院に去年から在籍していて、何かと親切にしてくれる彼女。 非常に誠実な人柄の二人で、私…

宿題

今通っているロースクールの教授陣、とにかく大量のアサインメントを課す人が多い。ひどい先生になると、1週間で400ページのレポート+4本の論文を読んでこい、といった指示を出してくる人もいて、吐き気がしそうである。こういったタイプの教授は、去…

最近

自分の中で、どのように生きていくべきかに関する方針が、結構揺れつつある。 具体的には、もう少し、自分の可能性を試したいというか、自分が限界だと思っているところのもう少し上を行ってみたい、と思うようになっている。 今の仕事には満足しているし、…