経済学関係の書籍
経済学関係の本を親に送ってもらうよう頼んでいたのだが、ようやく届いた。
具体的には、以下の4冊。留学を終えるまでに読み切れたらいいが、なかなか難しいだろう。
早速矢野ミクロ基礎を読み始めたが、予想以上に分かりやすい。八田ミクロよりもこれを先に読むべきだったかもしれない、と思う。もっとも、それぞれ、教科書として意図するところは明らかに異なるので、無駄にはならないだろうと期待。
また、矢野ミクロ応用の目次をさっと眺めてみたら、かなり独禁法について突っ込んだ議論がなされている様子。ただ、扱っているのは、反トラスト法の判例ばかりのようである。日本の実相を現している。
柳川・川濱については、既に反トラスト法の予習・復習にかなり役に立っている。こんなに良い本があるなんて、知らなかった。難しそうな数式が並んでいるが、手を動かせば理解できるものも多く、授業で取り扱われる伝統的な学説、シカゴ学派の考え方、ポストシカゴ学派の考え方が上手に整理されている。もう少し突っ込んだ議論を知りたいと思うところもあるが、本のサイズを考えれば、やむを得ない。
もうすぐ冬休み。これらの本をゆったり読むのが楽しみである。その前に試験がある、ということは忘れよう。