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競争法を勉強中。

英語での議論

英語での議論というは、いつまでも難しいものだなと思う。

質問を挟むことはできるようになった。でも、自分の意見を、日本語で言いたいような流れで言うとなると、やはりまだだいぶ距離がある。

非本質的であるが、声の物理的な大きさというのは、大事だなと。自信なさげに喋るJDは、あまり説得的には聞こえない。一方で、よく分からないことを堂々と大声で喋るJDの話には、意外とみんなが食らいついていたりする。

結局、今の自分にとっては、①はっきり聞き取れる声で、②できるだけゆっくりと、③シンプルな文章で喋る、ということを実践することに尽きる。

①は、上で述べたとおり。

②は、大して喋れないくせに、ネイティブや英語の上手なノンネイティブの留学生と同じスピードで喋りたがる傾向を自覚しているから。しかし、以前から知っているアメリカの女性弁護士さんは、ゆっくりとした、しかし明瞭な話し方をする人であるが、それで相手がイライラするといったようことは、全くなさそう(当たり前か。)。そして、

③も大事。昔、柴田元幸先生が、日本人は、スピーキング力の乏しさと比較して、難しいことを言おうとしすぎる、だから言葉に詰まってしまうという趣旨のことをおっしゃっていた。柴田先生の経験によれば、段々と自分が言えることしか言わなくなる、と。ここからは、スピーキング力を伸ばす努力を必死で続ける必要があるとと同時に、自分のスピーキング力に見合った話し方をすることが大事だということが分かる。今の自分にとっては、特に関係詞を避けるといったことを意識しつつ、すぐに作れるシンプルな文章のバリエーションを増やすことが大事だなと思う。

これに加えて、会話に積極的に加わるということも大事。当たり前だけど、英語が喋れないと思うと、萎縮してしまってうまくコミュニケーションが取れなくなる。誰も日本人の英語がイケてるなんて思っていないんだから、当たってくだけろの精神をもっと持つこと。

こんなことをいまさら、と思われる方が大半だろう。自分としても、何をやっていたんだと恥ずかしくなるが、そうもいっていられない。

少しでも状況を改善したい。